弊社は「地域とともに自然とともに」をモットーに事業を進めております。
　１９５８年の創業以来、土木建築工事、解体工事等に伴う産業廃棄物処理を事業の土台としながら活動を続けてまいりました。企業が活動すれば必ず産業廃棄物が生み出されますから、産業廃棄物処理は、産業の発展に欠かせない存在であります。産業廃棄物処理の事業は地元の産業を支え、自然を守る土台であると考えております。
　また、企業は地元の支えがあってはじめて発展できるものです。この間、経済の発展とともに環境破壊が大きな問題となり、弊社も自然環境の保全を意識した事業への転換を積極的に進めてまいりました。常に最新の技術と設備を導入し、自然環境の保全を取り入れたリサイクル事業を進めてまいりました。石巻地域では産業廃棄物処理の中心的企業として、地域発展に貢献できたと自負しております。また、企業活動が、我々を取り巻く自然、環境の保全に積極的にかかわり、持続可能な活動となることが大事であると考えております。
　２０１１年の東日本大震災で石巻地区は甚大な被害を被りました。地元企業としてガレキ処理に積極的に取り組み、復興の道筋をつける一翼を担いました。同時に、震災を契機として災害復旧の要請にこたえるべく土木事業へも活動の場を広げ、複合的な事業展開を図っております。
　具体的には、産業廃棄物処理分野では廃棄物の徹底した分別によってリサイクルを進め、再生砕石、再生アスファルト材、木枝バークチップ、エコチップ、製鉄原料（鉄、非鉄）など多様なリサイクル・エコ商品を生み出しています。
　また、土木工事分野では津波被災地のかさ上げ工事、河川の護岸工事、公園整備、臨港道路などの災害復旧工事などを手掛けてまいりました。
　これからも地域に貢献しながら持続的に発展できる会社であり続けたいと願っております。

令和７年４月１日

代表取締役　山内　ひろみ