2012年 3月11日 東日本大震災 鎮魂慰霊祭 「鎮魂の鐘」 社内の有志が思い立って「鎮魂の鐘」を始めました。仮設の鐘楼を作り、朝6時から鐘を鳴らしはじめ、犠牲者の数(19184回)打ち続けました。新聞、テレビなど多くのマスコミで取り組みが紹介されました。
2013年3月11日 東日本大震災 鎮魂慰霊祭 「1万人の祈り・願いを風船にのせて」 朝6時~鐘を鳴らし続け、震災で命を失った人たちの人数19,184回鳴らしました。 地震の起こった2時46分にみんなで黙祷をささげた後、それぞれの思いを書き込んだ短冊のついた風船1万個を一斉に空へ放しました。寒いながらも晴れた青い空へと広がっていきました。
2016年 3月11日 2012年3月11日に重吉興業有志主催で始まった「鎮魂の鐘」は5回目を迎え、今年は普誓寺との共催で行われました。朝6時から訪れた人たちが鐘を鳴らしはじめ、犠牲者の数にあたる18,952回、鎮魂の思いを込めて鳴らします。 石巻は東日本大震災で多くの犠牲者を出しました。市内にある普誓寺(先代社長の菩提寺)も本堂内の仏像などが津波で大きな被害を受け、入口に下げてあった鐘は流されてしまいました。3週間後、幸いにも寺から200メートルほど離れたがれきの中から鐘は見つかりました。この鐘をなんとか生かしたいという思いが、みんなの心の中に生まれました。一瞬のうちに失われた犠牲者の無念さ思い、魂を慰霊したい。私たち重吉興業は少しでも地域への貢献になればと願って、普誓寺を会場にして3月11日にこの鐘を鳴らす「鎮魂の鐘」を始めることにしました。寺の駐車場に仮設の鐘つき堂をつくり、朝6時から訪問者に犠牲者の冥福を込めて鐘を鳴らしてもらいます。午後2時から住職の読経で法要を開始し、震災の起きた午後2時46分に参加者一同で黙祷を捧げて終了しました。 |